かぼちゃはこう育つ!種まきから収穫までをわかりやすく解説

煮物に天ぷら、スープにスイーツまで大活躍のかぼちゃ。

スーパーでは当たり前のように並んでいますが、いったいどうやってできるのでしょうか?

実は、かぼちゃは畑でツルを伸ばしながら育つ野菜なんです。今回は、かぼちゃができるまでを農業初心者の方にもわかりやすく紹介します!

① 種まき|すべては小さな一粒から

まずは、かぼちゃの種をまきます。

あの大きなかぼちゃも、スタートは指先ほどの小さな種。なんだか夢がありますね。

種をまいて、温度や水分に気を配りながら発芽を待ちます。

春先のまだ涼しい時期では1週間前後、気温が上がってくると数日で芽が出ます。周りの環境に対して純粋なんですね。

無事に芽が出れば、かぼちゃの成長物語の始まりです!

② 苗を植える|いよいよ畑デビュー!

ある程度大きく育った苗を畑に植え付けます。

太陽の光を浴びながら、畑に根を張りめぐらせ、葉っぱを増やし、大きく広げていきます。

かぼちゃはツルをどんどん伸ばす野菜。気がつけば、畑の中がツルだらけになることも!

かぼちゃ本人はのびのび成長中ですが、農家はツルの管理に大忙しです(笑)。

③ 花が咲く|かぼちゃにも性別がある?

かぼちゃは、同じ株に雄花(おばな)と雌花(めばな)が咲きます。

雌花の根元には、よく見ると小さなかぼちゃのようなふくらみがあります。これが将来、立派なかぼちゃになる部分です。

雄花の花粉がうまく雌花につくと、実が育ち始めます。

つまり、かぼちゃ作りではしっかりと受粉させることが大切!

ここではミツバチなどの虫たちが大活躍してくれます!花粉が大好きなミツバチが飛び回ることで雄花の花粉を雌花まで運んでくれるのです。

④ 実が大きくなる|ここからが本番!

受粉が成功すると、実が少しずつ大きくなっていきます。

最初は小さな緑色の実でも、日々成長して、だんだんおなじみのかぼちゃの姿に。

ただし、農家は大きくなれば何でもOKというわけにはいきません。病気や害虫、天候などにも気を配りながら、大切に育てていきます。

特に実が小さいうちは傷がつきやすいためマットを敷いてあげたり、ツルと実がこすれないように間隔をあけたりしてあげます。

かぼちゃはのんびり大きくなっているように見えて、農家は意外と気が抜けません!

⑤ 収穫|ついにゴール!

品種や栽培環境にもよりますが、かぼちゃは種まきからおよそ3か月ほどで収穫を迎えます。

収穫の目安になるのは、ヘタの状態。コルクみたいな筋が入っていると収穫のサインです。実が十分に熟したタイミングを見極めて収穫します。

かぼちゃは見た目以上にずっしり重いもの。収穫作業は、ちょっとした筋トレです(笑)。

収穫後にしばらく保管する「追熟」を行うことで、でんぷんが糖に変わるため甘みが増します。

そして、きれいにふいて箱詰めして出荷をすることで皆さんのもとへと届けられていきます!

かぼちゃは農家の努力と自然の力が生み出す結晶!

小さな種から始まり、苗になり、つるをのばし、花が咲き、実が大きくなって、ようやく収穫されるかぼちゃ。

お店で見かけるまでには、農家の手間と自然の力がたっぷりつまっています。

次にかぼちゃを食べるときは、ぜひ畑で育っていく様子を想像してみてください。

いつもの煮物も、ちょっとかわった味に感じるかもしれませんね!