こんにちは!大谷夢農園です
愛知県田原市で農業をしています。
今回は みのる ハンドプランター「なかよしくん」のレビューをします。
「家庭菜園の時、手で苗を植えつけているけど、もっと楽な方法はないの?」
「新規就農したけど自動移植機は高くて買えない」
「自動移植機を使っているけど苗の補植が大変」
結論から言うと、そんな方々におすすめの道具です!
私も実際に秋冬の1シーズン約1ha分の苗を「なかよしくん」で定植した時もあります。
家庭菜園で使いたい人にはもちろん、農家で利益を出すために効率よく作業したい人にも十分役に立つでしょう!
もちろん自動移植機に劣る部分などもあるため、この記事では具体的に導入した時のイメージがつくようにメリット・デメリットについて解説していきます。
ぜひ参考にしてください!
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「なかよしくん」5つのメリット
まずはメリットを挙げていきます!
- 手植えに比べ作業スピードが上がる
- 腰への負担を軽減
- 導入コストが安い
- 小型で軽量
- 様々な畝形状に対応
手で植えるときは
植穴をあける→苗を入れる→株本に土を寄せる
という動作がありますが、
「なかよしくん」では
くちばしを土にさす→苗を投入→ハンドルを握る
数秒のこの動作で同じ作業を完了させることができるため作業時間を短縮できます!
特にキャベツや白菜、ブロッコリーなどの野菜は複数植えることが多いかと思います。1株当たりの時間を短くできたら全部合わせるとかなりの時間短縮できることになります。
実際に私が農家として使うと実働8時間くらいで面積10a約5000株の定植ができます。
慣れるまでに少し時間はかかりますが、1日10a分の定植ができれば1人農業としては十分ではないでしょうか。
こちらも手作業との比較になりますが、手で植えるとなるとしゃがんでの作業となるため腰に負担がかかります。
何株も植えるとスクワットみたいで大変ですよね。
「なかよしくん」なら立ったままで植付作業ができるため腰への負担を軽減できます。
ネットの通販サイトで新品でも17,000円(2026年9月時点)で販売されています。
家庭菜園で使いたいという場合は少々高めですかね?...でも、毎年冬野菜たくさん植える人には本当に便利で何年も使えるためおすすめです!家庭菜園仲間の人の目を引くことも!貸してあげて一緒に使うのもありですね。
農家で利益を上げるため、さらにたくさん植える場合は自動移植機を検討することもあるかと思いますが、新品で買うとなると100万円前後、中古でも数十万円はします。
新規就農の場合、「自動移植機は必要」と思いがちですが、定植ができてもその後の管理などでうまくできないことや不測の事態も起きます。
いきなり大きな投資をするのではなく、安い道具で代用して種まきから収穫・出荷までの流れの経験を積んでいき、利益を生めるようになったらもっと効率の上がる機械を導入するのがいいと思います。
機械と比較すると小型であり片手で扱えるほどの1.3㎏と軽量です。
自動移植機で定植する場合、定植作業自体で考えると確かに機械の方が早いですが、作業する畑までの移動時間まで考えると「なかよしくん」のコンパクトさは強味になります。
軽トラ1台には自動移植機1台と苗のセルトレイ数枚くらいしか運ぶことができないため、2往復する必要があります。
「なかよしくん」は苗の隙間に積むことができるため1回の移動ですぐに定植作業をスタートできるという機動力の高さもメリットです。
自動移植機には左右タイヤ間の距離(トレッド)を調整できる機能もありますが、ある程度制限もあります。
そのため機械に適した畝形状にする必要があります。
一方「なかよしくん」はどんな畝にも使用することができます。
私の場合、キャベツや白菜といった秋冬野菜の畝とスイートコーンの畝形状は違いますが、「なかよしくん」であれば問題なく移植することができます。
「なかよしくん」実際に使っているところ
購入して間もない頃の使用風景です。すぐでもなかなか効率よく植付できています。マルチを敷いていても問題ないですね。
セルトレイを片手に持っても作業できますが、トップ画のように苗かごに事前に苗を抜いて入れて作業するとさらに効率よくなります!
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「なかよしくん」5つのデメリット
次にデメリットを紹介します。
- 作業スピードは自動移植機に劣る
- 株間が不均一
- 長時間使用は疲れる
- 苗のサイズが限られる
- 周りの目が気になる
やっぱり自動移植機には定植スピードはかないません。
しかし、メリットでも説明した通りコンパクトであるため移動時間を短縮することができ、狭い面積を植えるときは全体でみると短時間で作業ができることもあります。
小規模農家や1人農業、新規就農の場合には特におすすめです。
自動移植機の場合は設定した一定の株間で定植してくれますが「なかよしくん」の場合はマーカーを頼りに目で合わせていく必要があるため慣れるまでは株間が不均一になってしまいます。
しかし、慣れてしまえば案外狙い通りの株間で植えることができ、多少前後するものの成長スピードが自動移植機に比べて大きくバラつくという感じはありません。
先ほどの株間の目安としてマーカーに合わせることに集中力を使うため個人差はあるかもしれませんが疲れる原因にもなります。
また手植えほどではありませんが、身長や腕の長さによっては多少腰を曲げた状態が続くため腰の疲れも出てきます。
苗を肩掛けのかごに入れて作業する場合は時間が経ってくると肩の痛みも出てきます。
作業時間が長くなる分、上記のような疲れは出てきますが、1日10aくらいはそんなに絶望的な疲れでもないです。外仕事なので慣れるか体力をつけて疲れも心地よく感じられるように頑張りましょう!
こちらは自動移植機も同じですが、キャベツ、白菜、ブロッコリーなどの秋冬野菜の苗サイズなら使うことができますが、なす、ピーマン、カボチャ、メロンなどの大型サイズには使うことができません。
枝豆やインゲン豆などは小さめの鉢に種をまいて早めに定植すれば使えなくもないです。
大きいサイズの苗には、直径9cmの3号ポリポット苗の植付に使用できる「大のなかよしくん」というハンドプランターもあります!
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大のなかよしくん HPS-9 大苗用ハンドプランター 野菜移植機 みのる産業 zm
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農家として使用する場合は、べトランの人たちが自動移植機を使って短時間で定植を終えていく中、「なかよしくん」を使っていると、はじめの頃は周りの目がとっても気になりました。
「あの機械があれば自分も早く定植できるのに」と悔しく思うこともありました。
しかし、高い機械のもとをとるのは簡単なことではありません。
「なかよしくん」で定植して収穫すればコストは抑えられていることになります。時間かかる分、自分の人件費は増えますが...
それでもはじめは実際の出費は抑えた方がいいです。
悔しさをバネにして「「なかよしくん」で稼いでやる!」そんな思いで当時は頑張っていました。
実際のところ、私を見て、「お兄ちゃんいいもの持っているね!どこに売っているの?」と周りの人たちとのコミュニケーションにつなっがっていました。
ベテランの人たちにとっても畝の両端やうまく機械でうまく植えられなかったところの補植用として取り入れる場合、とってもおすすめできます!
案外周りの農家の人たちは「なかよしくん」で植えている姿を見て応援してくれていたのだと感じました。
ハンドプランター「なかよしくん」のコストパフォーマンスはかなりいい!
お金を出せばかなり効率が上がって便利なものはたくさんありますが、数万円の道具で、実際に農家としても使えるものはなかなかないのではないでしょうか?
家庭菜園で使いたい場合も、少々高めですが、メンテナンス費もネジ程度の金額で、長年使用できるものであるため購入のメリットはあると思います!
農業をはじめた当初に購入して、今でも使用する機会がある「なかよしくん」。コストパフォーマンスはかなりいいと感じます!ぜひこの記事を参考にして導入を検討してくださいね!
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